今年2009年は、日本・ハンガリー外交関係開設140周年、そしてハンガリー・日本国交回復50周年となっています。1年を通して各種記念事業や文化イベントが実施される予定です。
1868年秋、オーストリア・ハンガリー2重帝国の領地であったトリエスト港から、2艘の船が(アントン・ペッツ海軍大将の指揮の元に)日本の横浜ヘ向かいました。1年後、1869年10月18日、明治天皇とフランツ・ヨーゼフによって、日本・ハンガリー友好関係、貿易海運協定が結ばれました。
この外交関係は第一次世界大戦、そして第二次世界大戦時代に途絶えていましたが、1959年に復活されました。
今年行われる文化イベントについては、次のホームページでご確認ください。
http://www.hu.emb-japan.go.jp/2009/event_j.html
日本・ハンガリー交流年の最大事業はブダペストのエリザベート橋のライトアップ計画です。
ブダペストのエリザベート橋は1903年に建てられました。当時、この国でとても好まれた王妃が亡くなった5年後のことでした。
この美しい装飾で覆われた橋は、23年間の間世界で一番長い吊橋でした。第二次世界大戦の際爆破され、1964年に新しいデザインで最建されました。
今年、日本側から考案されたライトアップ計画は両国友好関係の素晴らしい表れとなるでしょう。
照明デザインおよび著作権:(株)石井幹子デザイン事務所
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