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ハンガリー国立オペラ座
プッチーニ：　トゥーランドット

	写真：エーデル・ヴェラ

トゥーランドットはプッチーニの最後のオペラで、作曲家はこの作品の完成前に亡くなりました。ミラノ・スカラ座での初演に向けてトスカニーニが最終部分の補筆をフランコ・アルファーノに依頼しました。
初演当夜、トスカニーニはリューの自殺場面の後、指揮を止め、観衆に「このところで、マエストロは亡くなられました」と述べて、幕が下がりました。
（公演二日目に初めてアルファーノによって補作された部分が演奏されました。）
このオペラではプッチーニの芸術が完全になり、彼の才能が頂点に達しました。
プッチーニは日本を舞台とした「蝶々婦人」と同じように、トゥーランドットでも東洋の音楽を巧みに使いました。中国の旋律は八箇所でその中にはジャズミンと言う歌も入っています。
トゥーランドットでも美しく、そして情深いメロディーが作曲されましたが、東洋の雰囲気あふれる舞台、ダイナミックな合唱部分、オーケストレーションの豊かさが特徴となっています。

ブダペストのオペラ座のチケット料金は演目のタイプ、また座席の位置によって変ります。

演目のタイプによって： A =　一般的な演目 D =　きわめて特別な演目 P =　初演　（プレミア） M =　割引きのチケット

座席見取り図